生理中の臭いって、女性にとってはかなり気になる問題でもなかなか人には聞けないものです。
生理用ナプキンの交換の度に、なんだかムワ~とする臭いが気になったり、なんだか生臭い匂いがしているんじゃないかと気になったりします。
接客業だった私は生理中は臭いでばれるのではとヒヤヒヤして、お客様との会話中ちょっと体を離してするほどでした
どうして生理中は独特な「におい」がするのか?
どうしたら「におい」の悩みを解決できるのでしょうか?
Contents
生理中、自分でも気になる臭いの3つの原因

生理中の臭いは経血が原因と考えがちですが、経血そのものは無臭なんです。
体の外に排出され、空気に触れた瞬間から酸化が始まり、細菌が少しずつ繁殖されることでにおいの原因になっていきます。
1・長時間ナプキンを取り換えない
最近の生理用ナプキンは長時間使用していてもサラッとしていて、経血もしっかり吸収してくれます。
そのため、頻繁にトイレにいけない職種の女性だと、昼間も夜用ナプキンをし交換回数を少なくしてしまいます。
この結果、雑菌が繁殖して臭いのもとになってしまうのです。
2・ピッタリとした衣類を好む
体にピッタリとしたジーンズやガードル、ストッキングなどの着用は、生理中の蒸れの原因になります。
3・婦人科系の病気を疑う
子宮筋腫・子宮内膜症・子宮癌など、経血の量が多くなることで蒸れ、臭いが強くなることがあります。
レバー上の塊や経血の量が多くなった、下腹部痛が酷い場合は早めに婦人科で受診しましょう。
生理中の臭い”におい”を減らす5つの方法

では、どうやったら雑菌の繁殖を減らすことができるのでしょうか?
1・生理用ナプキンの交換回数を多くする
生理用ナプキンが吸収性がいいからといって長時間交換しないのは臭いでもですが、痒みの原因にもなります。
また、経血量が減る生理の終わりも、汚れていないからと長時間交換しないと、やはり臭いの原因になります。
2・通気性のいい下着や服装をする
デリケートゾーンが蒸れると雑菌が繁殖する好条件が発生してしまいます。
できるだけ通気性のいい下着をつけ、ガードルやピッタリとしたパンツスタイルはやめて、ゆとりのある服装をしましょう。
3・アンダーヘアを短くカットしておく
生理用ナプキンを取り換えても経血がアンダーヘアに付着し、雑菌が繁殖する原因になってしまいます。
生理中のにおいが気になる女性はお手入れをしてきましょう。
4・生理中はトイレのビデを使って清潔にする
生理中はナプキンを取り換えても付着した経血は取りきれません。
トイレのビデを使って洗い流すことで臭いを防ぐことができます。
※注:ビデを使い過ぎると、膣内の善玉菌まで洗い流し過ぎてしまい臭いが強くなってしまいます。
膣内からしっかり臭い対策をしたいときには、こちらをチェックしてください!

5・布ナプキンを使う
市販されている生理用のナプキンは吸収力が良い代わりに、ムレやすい欠点もあります。
生理中に痒みを伴うのでしたら、布ナプキンを使うと臭いも痒みも改善されます
生理中の臭の問題はデリケートゾーンの洗い過ぎも原因です
生理中のにおいが気になってくると、デリケートゾーンをしっかり洗いたくなるものです。
でも、洗い方を注意しないと、かえって臭いが強くなってしまうことがあります。
1・雑菌が繁殖しやすくなるまで洗いすぎない
経血の汚れを落としたいからと洗いすぎるとデリケートゾーンが傷ついて雑菌が繁殖しやすくなります。
また、自浄作用のある常在菌も洗い流し過ぎてしまったり、働きを低下させるため雑菌の繁殖しやすい状態になってしまいます。
3・ウォシュレットも使い過ぎない
トイレのビデを使い過ぎても、膣内の常在菌を洗い流し過ぎてしまうことがあるため注意が必要です。
4・デリケートゾーンが敏感な時は専用のケア商品を使う
生理中の臭いが気になって、どうしても必死に洗いたくなってしまう
そんな女性は、普段、あたりまえのように使っている石鹸やボディーソープを使うのは止めておきましょう。
普段でもデリケートゾーン部分のお肌は敏感ですが、生理中は特に敏感になりやすくなっています。
デリケートゾーン専用のケア用品で優しく洗ってあげれば気になる臭いを軽減させてくれますよ
女性にとって、避けては通れない生理中の臭い問題。
ちゃんとしたケアをしておけば、急接近されても冷や汗が出ることは無くなりそうですね。