離婚をしようと決意したら、住む場所をどうするか決めないといけません。
今の家に自分が残って配偶者が出ていくのか?
心機一転、新しい場所でスタートする決意をするか?
配偶者との話し合いの上、引っ越しを決める場合には、あまり問題はないのでしょうが、
何らかの問題を抱えている場合の引っ越しです。
「夫(妻)が自宅にいない時間に引っ越しをしたい」さて、どうしたらいいのでしょうか?
Contents
離婚を考え引っ越しを決めた!少しずつ荷物を運び出せ

配偶者のDVで逃げ出すように家を出る準備される方。
配偶者に後悔させるために家を出る準備をされる方。
配偶者が自宅を留守にしている間に、引越しを完了させてしまいたいと心に決めて毎日を過ごしている方もいます。
黙って引越しをするためにはどうしたらいいでしょうか?
まずは
- 新居を引越し予定の1~3か月前には決める。
- 配偶者がいない時間を見計らい、季節ものや使っていないものを少しずつ持ち出しておく。
この時、できる限り普段目につくものは持ち出さない事です。
配偶者が荷物を運び出していることに気が付かないようにする
凄く細かいことに気が付く配偶者ですと、逃げ出す準備をしてることに気が付くかもしれません。
配偶者が不倫で浮かれている場合は、そこそこ持ち出していても気が付きませんが、ぎりぎりまで普通の生活状態を維持しましょう。
最後に大きな荷物や現在使っている荷物の運び出しは、引っ越し業者にお願いするのが一番です。
引っ越し業者には、配偶者にばれないようしたいのでと事情をきちんとと伝えておいてください。
このような場合、引っ越し業者は
- 社名の入っていないダンボール
- 社名の入っていないトラック
などを準備してくれる引っ越し業者もあります。
*引っ越し業者の名前が分かることで、引越し先を突き止められることが過去にあった話もあります
ご近所さんに引っ越し業者が知られない事も 黙って引越しをするためには重要なポイントです
新住所に移動せず子供を転校させるためには

いろいろな理由があって、配偶者にわからないよう引越しをした場合一番問題になるのは子供の学校ではないでしょうか。
離婚が正式に決まるまで、引越し先の住所が相手に知られるのは非常に困るものです。そのため、住民票の移動が出来ませんので普通であれば転校することもできません。
しかし、役所や教育委員会に相談をすれば、前住所のまま、転校することは可能なようですので、引っ越し先が決まりましたら早めに動いておくといいでしょう。
黙って出て行った引越しの費用は配偶者に請求することが出来るの?
引っ越し費用の請求はできます。しかし強制力はありません。
相手の合意が得られれば、引っ越し費用を配偶者に負担させることは可能です。
離婚が成立する前の生活費として、婚姻費用の分担の未収分は請求し受け取ることが出来ます 。
別居や離婚のための引越しの準備は計画的にしましょう
相手に知られないように引越しするときには、かなり計画的に動かないといけません。
郵便物の転送手続、携帯電話の名義変更など、細かい手続きも多いものです。
精神的にも辛い作業ですが、とにかく一つ一つ進めるしかありません。
離婚後の事も考え、計画的に動いてください。
別居をする、離婚をするなど、引っ越しの理由も様々ですが、配偶者の留守に黙って家を出るなどの場合は、慎重に荷物を運び出さないといけません。
引っ越し業者には、配偶者に知られず出ていきたいなどの話を予め伝えておきましょう。
過去に同じような引越しを受けたスタッフもいるはずですから、不安な事はしっかりと聞いておくことが大切です。
引越しの見積もりは、必ず複数の会社から取りましょう。
私が見積もった時でも、同じ距離、荷物の量、日程でも引っ越し料金には大きな金額差がありました。
これから先、お金は一円でも大切になってきます。
まずは、しっかりと引っ越し料金の比較をしてください。
子供さんが進級するときに合わせると引っ越し代金が高く、日程が希望通りにならない事もあります。
引越しを決意したのなら早めに見積もりをお願いし、こちらの悩みをしっかり聞いてくれる引っ越し業者を選んでくださいね。