昭和顔の黒木華が演じる天皇の料理番「俊子」の複雑な運命

アジサイとカタツムリ

天皇の料理番の俊子が吉原に入っていった姿に、今後、俊子と篤蔵が、どうやって再開するかが気になりますね。

それにしても俊子を演じている黒木華さんの素敵だと思いませんか?

映画「小さいおうち」の女中・布宮タキを観たときにも思ったんですが、

黒木華さんが演じる役って、周囲から自分が浮かないように一歩も二歩も後ろにいるんだけど、実は誰よりもしっかりとした自分の考えを持っている女性が多いですよね。

まあ、リーガルハイの弁護士「本田ジェーン」だけは、イメージとは違いますけど。

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俊子と篤蔵の結婚と離縁は最初の妻「ふじ」がモデル

黒木さんが演じている「俊子」は原作にはない人物です

篤蔵が一番最初に結婚した女性は「ふじ」さん

海産物問屋と養子縁組をした篤蔵が17歳の時に結婚した相手が呉服屋の娘の「ふじ」

とても美しい女性だったそうですが、フランス料理人をめざし上京することを決めた篤蔵は、妻「ふじ」を一緒に連れて家を出るかどうかを迷ったそうです。

迷ったものの、結局「ふじ」を残し、夜逃げ同然で東京に一人で行ってしまったんですね。

その後「ふじ」が妊娠したことが分かるのですが、篤蔵は養子先に「ふじ」を残したまま料理修行を続け、そして「ふじ」は子供を死産してしまうんです。

「ふじ」が死産した事を篤蔵に知らせなかったそうですけど、これは、女性としての意地だったかもしれませんね。

修行して、一人前になるまで待ってくれと妊娠中の妻に言いながらも、まだまだ若い篤蔵にとっては妻と子供の存在は重荷だったのでしょうか?

妊娠中の女性はかなり感が鋭くなるものですから、篤蔵の態度や言葉から「ふじ」は感じ取っていたかもしれません。

結局「ふじ」に新たに縁談が持ち上がったことで、篤蔵は「ふじ」と正式に離婚することになったのです。

フランスから帰国後に結婚する女性「敏子」は美人で強い女性

春の景色「菜の花と梅」

天皇の料理番の原作では篤蔵がフランス帰国後に結婚した女性は、篤蔵が下宿していた先の娘の「敏子」さんです。

敏子は初恋の女性・八千代に似ていたそうだから、篤蔵は、とても敏子に会った日から気になっていたに違いないでしょう。

初恋の女性に似た美しい敏子さんと、黒木さんが演じる「俊子」とは性格はちょっと違うみたいですよ。

控えめで夫の言うことには「はいはい」とうなずきながら、夫を信じてついて行こうとするタイプの女性ではなく、篤蔵に「馬鹿野郎!」と怒鳴られてもひるまない強さを持った女性だったそうです。

夫婦喧嘩をした時は、篤蔵が妻「敏子」に機嫌を直してくれと懇願したそうですから、かなり「俊子」とは違いますね。

俊子と篤蔵が復縁するまでの道のりが、かなり気になります

以前放送された堺正章さん主演の「天皇の料理番」

この時、壇ふみさん演じた「俊子」は夫が借金苦で自殺、

その借金を俊子が背負わされ行方不明になり、それを知った篤蔵が俊子を探しだし、復縁した話だった記憶があります。

黒木華さんの「俊子」が女性?の手に引っ張られた後、行方不明となりました。

予告編では、疲れ切った表情の俊子が吉原に入っていく姿と、帯の間から揺れる鈴と、お祈りをする俊子の姿

やっぱり今回も借金を背負わされてしまったのではないでしょうか?

そして借金を返すために吉原に下働きとして働き、篤蔵が天皇の料理番として成功することを、一生懸命に神様にお願いしているのではと、勝手に予想しています。

黒木華、2人の女性を一人で演じる健気な妻役が似会いすぎです。

女優、黒木華さんは、女優さんとしてはかなり地味な女性です。

でも、こういった健気な女性を演じさせたら、一番光る女優さんですよね。

控えめな表情に声、そして昭和顔が俊子や花子とアンの時に演じた「安東かよ」のような、辛抱強く、誰かの夢を応援し続ける女性の役にぴったりなのです。

綺麗というより「美しい人」だと感じる黒木さんの「俊子」に、かなり目が離せなくなりそうです。

秋山徳蔵、気の短い夫を支え続けた2人の妻と俊子の形見の鈴

2015.05.03

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