子供と手をつなぐ。あの小さな手の感触が懐かしいのです。

手をつなぐ親子

先日、仲がよさそうなご夫婦と4~5歳と2歳くらいの男の子が歩いてるのを見かけました。

2人の男の子は兄弟仲良く手をつなぎ、その後ろを数歩離れ、ご夫婦が手をつなぎ、二人だけで楽しそうに会話をしながら歩いていました。

親から少し離れた子供2人は、スキップをしたり、立ち止まったり、車道に身を乗り出してみたり、自転車の前に飛び出してみたりと楽しそうです。

自分の子供でなくても男の子2人が次はどう行動するかハラハラするものです。

仲の良いご夫婦は、子供達にたまに注意の言葉をかけるものの、夫婦で手をつないだまま、楽しそうに会話をしながら歩いて行きました。

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子供と手をつなぐのは命を守るため

手をつなぐ親子

私の息子は手をちょっと離したすきに、どこかに行ってしまう子供でした。

普段は臆病で、私のスカートや上着を掴むか、しっかり手を握っていてくれるのに、興味のあるものを発見した時には、あっという間にどこかに行ってしまう子供でした。

下の子を妊娠中は、走って追いかけるわけにもいかず「迷子ヒモ」を使ったこともあります。

そんな好奇心の塊だった息子が、「母ちゃんと手をつないでね」と言うだけで。どんな場所でも、状況でも手をつないでくれるようになったのは、約束を守らなかったら、すぐに帰宅させられるようになったからです。

●公園に遊びに行くとき、手をパッと放して走り出したら、 どんなに嫌がっても、すぐ連れて家に帰る。

●遊園地で遊びに夢中になっていて、勝手にどこかに行ったら、 急いで探しだし、どんなに乗り物券が残っていても、さっさと家に帰る。

●スーパーで、大好きなお魚売り場にダッシュで走り出せば、約束していた「おやつ」も「魚」も買わず、すぐに家に帰る。

子供は興味のあるものを見つけると親の声さえ聞こえなくなる

「お外にいったら母ちゃんと手をつなごうね」

「おばあちゃんやお父ちゃんとも手をつなごうね」

この約束を守らなかったら、どこにも行けない事を覚えさせました。

公園や幼稚園で知り合ったママさん達には、ものすごく厳しい母親にうつったようで、「少しは子供を自由にさせてあげれば・・・」なんて言われたものです。

でも、子供は大人の想像を超えた行動をします。

あとで、あの時手をつないでいれば・・・

そんな後悔をするくらいなら、最初は厳しいかもしれませんが、親と手をつなぐことを習慣にするほうが精神的に楽です。

親に預ける日が多かったからこそ手つなぎを習慣化する必要があった

小さな手を握りしめる

里帰り出産しないため、下の子を出産後、当時、離れて暮らしていた実家の母に息子の世話を頼まないといけませんでした。

今の私と変わらない年齢だった母に、ちょっと目を離したすきに、どこかに行ってしまう息子の世話を頼むのですから、少しでも迷惑をかけないためにも、息子が大人と手をつなぐことを習慣化させる必要があったのです。

お兄ちゃんが手をつなげば、妹も母ちゃんと手をつなぐ

息子がすっかり手をつないで歩くことが当たり前になったから、下の娘は、お兄ちゃんに負けないように母ちゃんと手をつなぎます。

それでも、時々母親の手を振り切って、走り出すこともあったけど、そんな時には息子が必ず

「○○ちゃ~ん、母ちゃんと手って繋ぐんだよ~」とお兄ちゃんぶって大きな声で言ってくれました。

いつの間にか、つないでいた子供達の手は離れていきました。

手をつなぐ親子

手をつないで子供と歩くと、何でもない事を話したくなります。

両手を子供達とつないで、歌を歌ったり、お喋りをしながら沢山歩きました。

子供達が小学生になると、友達や学校のことなどいろいろと悩みが出始めます。

なんだか悩んでいるな~と思ったら、子供に「散歩に行こうか」と声をかけ、一緒に並んで歩くと、自然と手をつなぎ歩きだしていました。

手をつないで一緒に歩くと、ゆっくりゆっくりと悩んでいることを話してくれました。

でも、子供達が小学校の高学年になり私と身長が同じくらいになると、だんだんと手をつないで歩かなくなり、少し淋しくなったのを覚えています。

子供達の身を守るために必死になって手をつないでいたのが、いつの間にか、子供達との大事な時間に変わっていった毎日。

小さな小さな手が、だんだんと私と同じ大きさになっていく毎日。

子供と手をつながず、夫婦仲良く手をつないで歩く親子を見ていると、大切な時間がもったいないな~と思うのは、私が親バカだからでしょうかね?

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