ヘビースモーカーが失ったものはお金と健康と家族でした

煙草の問題

今年は秋に入って気温の寒暖差が激しく、今月になってから喘息の発作で肩で息をするような毎日です。

結婚生活の間、ヘビースモーカーだった旦那と出かけると、かなりの確率で喘息の発作が始まってしまうため、家族で出かけるときには必ず吸入薬を携帯していないとダメでした。

こうやって、季節の変わり目に喘息の症状がでだすと、ヘビースモーカーだった元旦那の無駄遣いを思い出してしまうのです。

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結婚生活22年間でタバコの煙になってしまったお金

山ほどの一万円札

結婚するときの約束は、禁煙することでした。

喘息の発作が数年間出ていなかったとはいえ、気管支が弱い私にとってタバコの煙は体調を悪くする原因の一つです。

最初の頃は自宅や一緒に吸うのは出来るだけ吸わないように必死に我慢をしていたようでしたが、いつの間にかタバコの本数は増え一日2~3箱は軽く吸う以前の生活に戻ってしまったのです。

旦那が吸っていたたばこの銘柄の値段の推移を調べ、一日2箱半吸っているとして計算してみたら、約480万円をタバコのために使っていたのです。

私が一体一日何箱吸っているのか問い詰めて白状したのが2~3箱でしたから、実際はもっと吸っていたのでしょう。正しい本数なら、きっと22年間で500万円はタバコ代として使ったんだと思います

タバコを吸ったつもり貯金すればよかったのに

息子が産まれたときに、「タバコを止めても、お小遣いは減らさないから、吸ったつもりで貯金をしてみたら」

「将来、子供にお金が必要になった時に、お父さんはお前のためにタバコを止めて、貯金してたんだ!」そう言って渡せるお金を作ろうよと提案したことがありました。

でも、子供の将来設計のために貯金をするのは主婦である私の仕事であり、自分の楽しみを減らすのは嫌だということで、拒否されてしまったのです。

喘息に苦しむ子供にタバコは止められないと話す父

ぼーとした表情の子供

結婚して数年間、喘息の発作がでなかったのに、娘を妊娠中に喘息で苦しむことになってしまったのです。

そして、息子は旦那の実家に泊まった時に、ダニだらけの布団と部屋で眠ったことが原因で呼吸困難になり病院に担ぎ込まれ、それから喘息の発作に悩まされるようになりました。

妻と息子が同時に喘息の発作で病院に通うのですから、主治医は旦那に対し「家族のために禁煙をされたらどうですか」と何度か忠告をしてくれたのです。

でも、旦那にとってタバコを吸うことは、仕事でイライラするときのストレス解消のためだそうであり、禁煙をするとストレスで死んでしまうとまで言いだすのです。

3歳の息子が、喘息の発作で点滴を受けている最中も、病院の外でタバコを吸い、タバコの臭いをぷんぷんさせながら息子に声をかけるのです。

息子が「お父さんが近づくと息が出来ない・・・」「タバコやめないと、ぼく、死んじゃうよ・・・」ぜーぜーさせながら必死にお願いをしても

「お父さんはタバコを止めると死んじゃうんだぞ」「お父さんが死んだら悲しいだら」とニコニコしていうものですから、週に何度も息子の発作で病院に駆け込む私は、旦那を殴り倒したい気持ちに何度もなったのです。

禁煙を約束するたびに購入した金額が無駄でした

息子の小児ぜんそくの発作は、体力がつきだした中学生になる頃にすっかり治りました。

小学校や幼稚園の頃は、体育の授業が受けられなかったり、運動会に発作で出られなかったり、校内マラソン大会で先生たちに抱きかかえられ学校まで戻った事もあります。

息子が元気になりだしたころから、今度は旦那が咳き込むようになりました。

心配で病院で検査も受けさせました。

検査結果は現段階では問題はないけど、禁煙したほうがいいよと医師からは忠告をされるのです。

旦那が病気になってしまっては家族は困ってしまいます。そこで何度も禁煙をお願いするのですが、そのたびに交換条件がでます。

「タバコをやめる代わりに、欲しかった○○を買ってくれ」と。

ご褒美作戦で禁煙してくれるのならとOKすると、「欲しいものを先に買ってくれないと、禁煙する気になれないな~」と言い出すのです。

どうにかしてタバコを止めさせたいため旦那の条件を飲むのですが、欲しかったものを手にし、半月程は妻や子供が気になるのか、必死にタバコの本数を減らします。

しかし、禁煙どころか一日一箱まで減らすこともできず、暫くすると元に戻ってしまうのです。

禁煙グッズを生活費から購入し、欲しがるものを買ってあげ、それが22年間の間何度かありました。

約束を守れない男に使った無駄なお金はまだまだあります。

関節リウマチになっても喫煙を止められない男

息子が高校生になったころ、旦那は関節リウマチと診断されてしまいました。

タバコの本数を減らさないまま、薬を飲んでも効果がでるわけがありません。

まずは禁煙することがリウマチの治療には必要な事なのに、医師から禁煙しろと言われなかったからといって、煙草の本数を減らすこともしませんでした。

痛みやこわばりが酷くなりだし、生物学的製剤での治療をすることになりました。

この治療が始まると、毎月医療費に最低3万円はかかります。ネットでしらべ喫煙したままで治療の効果が上がらない事を説明しても禁煙をしません。

毎月3万円以上も出して受けた治療も効果がなく、さらに値段の高い生物学的製剤での治療を始めることになりました。

これが毎月5万円以上かかるのです。

お金を使い、健康を害し、家族に嫌われた男

寄り添う親子の影

タバコを吸いつづけ、リウマチを悪化させ、医療費を払い続ける。

禁煙宣言させるたびに、ご褒美の前払いを要求する。

結婚生活22年間の間に吸い続けたタバコのお金と、医療費・ご褒美のお金を足すといったいいくらになるんでしょうか。

これ以上細かく計算すると、頭が痛くなりそうです。

子供だって禁煙したら家計が助かるのはわかります。

息子は幼稚園児の頃から数字を追いかけるのが好きな子でした。

小学生の低学年の頃には、毎月父親が無駄にするお金が幾らになるか計算してわかっていたのです。

そのお金があれば、もっと家族で旅行にいったり、美味しいものを食べたりできること

自分たちの塾代だって、家計の負担だって、煙になってしまうお金は、もっと大切なことに使えることをわかっていました。

分からなかったのは、間違いなく旦那だけでしょう。

どんなに子供に無駄遣いをするなといっても、父親の言葉は子供に響くわけはありません。

お金がもっとほしいな~と子供の前でつぶやいても、冷たい目で父親を見るだけです。

誰からも「臭い」と言われない生活になったでしょう

旦那と離婚後、私の喘息の発作は季節の変わり目だけに出て終わるようになりました。

私たちが家を出てからは、誰もタバコを吸うことをうるさく言う人はいなくなったのですから、今は好きなだけ吸える環境で生活しているはずです。

それとも、タバコを吸うあなたの姿が好きなの。

そういってくれる優しい女性と幸せに暮らしているかもしれません。

彼が健康的な生活に目覚め、禁煙を成功させようが、タバコを吸い続け、咳やリウマチに苦しもうが、妻でなくなった私には、もうなにも関係のない事ですから。

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