絢香のバセドウ病に仮病だ太ったと聞くのは経験者にとって辛いのです

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シンガー・ソングライターの絢香さんが第一子をご懐妊されたと、大変うれしいニュースが流れてきました。

絢香さんといえば、バセドウ病で活動休止をされ昨年から再活動をされています。

闘病生活からの復帰に対し、活動再会されたお姿が以前とかなり違って太っていたことなどから、世間では絢香さんが仮病で休んでいたとか、いろいろといわれています。

私もバセドウ病のため、今も投薬治療を受けているのですが、同じ病気の私の目から見れば、活動休止される前の絢香さんは、かなり辛い状態でも頑張っていたのが分かるのです。

そんな綾香さんに、なぜ仮病説が出てしまっていたのでしょうか?

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絢香はバセドウ病特有の見た目にならなかった

バセドウ病と一目でわかる症状は

●眼球突出(目が飛び出る)

●首が太くなる

●体重減少による痩せ

この3点の見た目に出る症状によって、バセドウ病を患っているかが一目でわかるわけです。

しかし、この特徴がすべての人にあてはまるわけではありません。

甲状腺の腫れによる首回りが太くなるのは、大きく腫れあがる場合もあるし、よく観察しないと腫れに気が付かない場合もあります。

バセドウ病だと周りに気が付かれにくいから困るのです

ただ、患者さん自身を良く知った人間から見れば今までの見た目とは違うため、バセドウ病では?と気が付くこともあります

もともとの首が太い人の場合などは、周りになかなか気がつかれないこともありますし、本人も気が付かない事があるのです。

そして、一番見た目として特徴的な症状「眼球突出」については、そんなに多い症状ではありません

はっきりとわかるほどのバセドウ病よる眼球突出は10人に2人ほど

日本人にはこの症状が目に見えてわかる方はかなり少ないのです

絢香さんをテレビなどで見ていますと、私のように同じ病気を持ったものや家族には、首回りの太さはバセドウ病の症状がでているな~とわかるのですが、知らない方ですと、ただ単に太ったとしか思えないんですよね。

そして、絢香さんのお顔はバセドウ病を発表されたころも今も眼球突出がないことが原因で仮病説が出たのでしょう

私も眼球突出がありませんでした。

襟のある服を着ていれば甲状腺の腫れもわかりません。

見た目は元気に見えました。

そのため、なかなか他人には病気の辛さを分かってもらえなかったのです。

バセドウ病なのに太ったのは病気休業中に怠けていたから?

バセドウ病患者の症状で、他人から見て良くわかる特徴として食べても食べても痩せていくことです。

この病気で体重が減少する理由とは

・甲状腺ホルモンの過剰により、体の新陳代謝が異常に活発になってしまう

・眠っている時でさえ、ずっと走り続けているようなエネルギーを消費する

毎日こんな状態では、食べても食べても痩せてしまうのです。

異常な食欲が治らないから太ってしまうのです

ところが、このエネルギー消費が大きなときに異常に増す食欲のため、かえって太ってしまうことがあります。

私が一番症状が重かったときの食べ方は、家族が見ていても異常でした。

3食しっかり食べ、おやつにケーキを日に2~3個食べても、眠る頃には、お腹が空いて眠れないほどでした。

消費するエネルギーより、食欲が抑えられず摂取エネルギーが大きければ、バセドウ病で辛い思いをしていても、太ってしまうことがあるのです。

また、投薬治療が始まり、甲状腺の数値が正常値に近づいて来ても、食欲がすぐ戻る事がないため薬の効果が表れるのと同時に、体重が増えてしまった方も多いようです。

ですから、活動休止中の絢香さんが怠けていて、太ったなどと言われるのは、同じ病気を持つ私には厳しい話なのです。

バセドウ病は外見が変わらなければ理解されにくい病気

やる気が起きない女性

バセドウ病の症状として、他人にはわかりづらい症状は

●頻脈

●高血圧

●発汗過多

●精神的不安定

●集中力低下

●疲れやすい

本当に少し動いては体を横にしないと、だるくてだるくて毎日ごろごろとしていました。

心臓が口から飛び出しそうな動悸で思うように体を動かせない

少し動けば、心臓が飛び出すような感覚の頻脈と手足の震えがひどく、食事の支度をするのも包丁を持つ手が震えだすために家事も休み休みでないとできませんでした。

しかし見た目が元気なため、バセドウ病の診断がでるまで、自分自身も精神的な病なのでは?と真剣に悩んだこともあります。

病気の事を知らない方から見れば、ただの怠け者に見えてしまうようです。

絢香さんも見た目が元気そうに見えることで、本当に病気かどうか疑われてしまったのかもしれません

闘病生活は家族の理解と支えが必要です

私は一番症状が酷かったときに、すごく悔しい思いをしました。

親戚一同が集まる正月に、食事の支度や、姑の相手で夫の実家で体を休ませることが出来ず、壁にもたれかかっていましたら、姑になまけ者扱いをされてしまった経験があります。

頻脈と筋力低下によって階段の上り下りさえつらかったあの頃、

小学生だった子供の個人面談や授業参観のために学校の階段を上るのも必死でした。

箸を持つ手が震え、両手でスプーンを握りしめて食事をしていたこともあります。

そんな状態の妻を自分の実家に連れて行き、妻が動悸と脂汗に耐えながら家事をしている横で、くつろぐ旦那を殴り倒したくなったものです。

綾香さんは夫・水嶋ヒロさんの支えがあったからこそ、治療に専念でき、新しい命を授かるまで回復されたのでしょう。

妻の闘病生活を支えてくれる水嶋ヒロさんを見るたびに我が子が言う言葉は・・・

「お母さん。同じ病気なのに旦那が違うと大事にされ方も違うのね」

妻の体調の辛さを理解できる夫の支えは、闘病中にはなによりの薬ですから、一緒に人生を生きていく相手を決めるのは本当に大切です。

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