不思議の国のアリス症候群の症状が大人になっても続く原因と治療方法

大きくなったアリス

不思議の国のアリスは、少女アリスが、懐中時計を持ったチョッキを着たウサギを追いかけ、チェシャーネコ、三月ウサギ、帽子屋、ハートの女王などが住む、不思議な世界を体験する話ですね。

この物語の題名が病名となっている

不思議の国のアリス症候群

なんとも可愛らしい名前の病気は、「不思議の国のアリス」の主人公アリスが体験した、薬を飲んで体が小さくなったり、大きくなったり、その話に因んでイギリスの精神科医が名づけた病気です。

では、どんな不思議な体験をしてしまう病気なのでしょうか?

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不思議な国のアリス症候群の症状

ハートのトランプカード

子供の頃、高熱を出したときに心配そうにのぞきこむ母親の顔がぐにゃりとして見えたことがあったり、ボーとテレビを見ていると、ものすごく画面が近づいて来たり、手の届かない場所まで離れてしまう

私はそんな経験をしたことがあります。

子供心に熱が高くってそうなっていると思っていましたし、実際、熱が下がればこの不快な体験は無くなってしまいました。

今、考えればこの時の私の体験した症状は、不思議な国のアリス症候群だったかもしれません。

この現象は数分で終わる人もいれば、数日続く人もいるよですので、症状に悩まされている方も多いかもしれません

では、このアリス症候群他にどんな現象を見るのでしょうか?

アリス症候群の気になる症状

・自分や周囲の人、物などが、「大きくなる」「小さくなる」ように感じたり、見えたりする

・小さな蚊が数十センチも大きくなったように見えたり、自分が20~30センチになった感じがしたりする。

・テレビに全身が映った人物の顔と体の比率がゆがみ何頭身であるかを認識できない

・視野の右半分だけが2倍の大きさになったように感じる

・時間の進み方が遅くなったり早くなったりしたように感じる

・色覚にも異常が起こり自分の母親が緑色に見えたりする。

様々なバリエーションで症状が現れ、現実とは違うものの見え方や時間の流れを感じたりするのが、この病気の症状の特徴なのです

不思議の国のアリス症候群はウィルスが原因だった?

不思議の国のアリス

この症状があらわれる原因の一つに高熱があります。

この場合は熱が下がれば通常の感覚に戻るため、あまり心配はありません。

子供が、なにか変な事を言っていても、親は熱が高いからだと思うことでしょう。

ヘルペスの一種のエプスタイン・バール (EB) ウイルスの初期感染による中枢神経の炎症が原因

片頭痛やてんかんの前兆症状として現れるなど、特定の原因はまだつかめないようなのです。

原因の一つと言われているEBウイルスは、日本では子供のころにほとんどの人が感染しているため、子供の頃に不思議な体験をした人は、このウィルスが原因だった可能性もあるようです。

なぜ大人になっても不思議な現象から逃れられないのか

ただただ眠る女性

子供のころに不思議な体験をしても、多くの場合は、大人になる頃には症状に悩まされなくなるそうです

ですが、大人になっても、この症状が現れ悩んでいる方もいるそうです。

大人になっても不思議の国のアリス症候群を常にもつ人の多くは片頭痛を持っている場合が多く「不思議の国のアリス」作者ルイス・キャロルも片頭痛に悩み、彼自身がこの症状に悩んでいたため、物語を書くことが出来たとも言われています。

また、他のウイルスによる脳炎、てんかん、統合失調症の患者からの報告や

またまれにですが、うつ病の前触れとなったという報告もあるそうです

では、この症状は治すことは出来ないのでしょうか?

どの診療科を受診すればいいのか?効果的な治療法は?

この病気は、「神経内科」「脳神経外科」で診察を受けましょう。

現時点では、この治療法なら治るといった、治療方法が確立されていない病気のため、片頭痛やてんかんの前兆症状として現れる場合は、それらの発作を抑える薬の処方といったそれぞれの症状にあった薬物治療がされます。

体験者にしかわからない「なんともいえない」症状の治療

治療方法が確立されていない事もですが、周りに理解されにくいのも辛いものです。

病院を探して治療を開始するものの、治療をする側もご本人の症状を聞きながら治療方針を決めるしかないのです。

そのため症状を抑える治療を開始してもすぐに効果が表れるかどうかは分かりませんので、出来るだけ早く信頼できる医師を探すことが大切になります。

もし症状で悩んでるようでしたら早めの受診をおすすめします。

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